各馬の短評
- 1▲マガスティール
【6.2倍・4番人気】斤量55kg(全馬同斤量)。父リアルスティールは阪神芝複勝39.1%(n=115)で全場38.5%と同水準の高さ。馬場別は良28.1%・稍重24.5%・重26.9%・不良44.4%(n=18)で、渋っても崩れず不良ではむしろ上がる。母父パレスマリスでパワーも補える。高柳大輔厩舎の新馬は12勝/176戦(勝率6.8%・複勝26.1%)。調教B『素軽い』。亀田温心騎手は阪神芝中距離のデータがなく自身平均も複勝15.8%と低いが、1枠は6頭立てで先行しやすい。兄パーソナルレコードは未勝利。
- 2△アーデルプレミア
【3.9倍・3番人気】斤量55kg。父ワールドプレミアは中長距離型で2000mは合うが、産駒データは全場芝18.8%(n=16)と薄く、稍重は11.1%(n=9)。宮本博厩舎の新馬は9勝/187戦(勝率4.8%・複勝19.8%)と控えめ。強調点は北村友一騎手の阪神芝中距離が勝率12.3%・複勝33.9%(n=227)で自身平均10.7%・30.2%を上回ること。調教B『力強い』。姉ルシアージュは現役。
- 3○キリマンジェロタフ
【2.3倍・1番人気】斤量55kg。橋口慎介厩舎の新馬は26勝/177戦(勝率14.7%・複勝31.6%)で出走6厩舎の最上位。調教B『気配上々』、坂井瑠星騎手の阪神芝中距離も複勝33.6%(n=247)。減点は父サートゥルナーリアの阪神芝複勝29.6%(n=54)が全場40.6%より11.0pt低いこと。一方で稍重34.2%(n=146)は良29.5%より高く、少し渋るとむしろ良い。2番人気との比1.61倍で断然ではないため本命にはしない。母父Kodiacは短距離系。
- 4タガノフリアン
【25.7倍・6番人気】斤量55kg。調教評価は6頭で唯一のC『気配平凡』。父アニマルキングダムは全場芝複勝19.7%(n=132)で阪神芝のデータはなく、重7.7%(n=13)と道悪も苦手。角田晃一厩舎の新馬は12勝/213戦(勝率5.6%・複勝24.4%)。角田大和騎手も阪神芝中距離のデータがなく、自身平均は複勝19.0%。10倍以上だが加点材料がなく、全シナリオで無印。
- 5◎ミスティビーコン
【10.1倍・5番人気】斤量55kg。橋田満厩舎の新馬は8勝/70戦(勝率11.4%・複勝27.1%)と、勝ち切る率では橋口厩舎に次ぐ2位。兄ミッキークイックは2勝。調教B『追毎良化』で仕上がりは上向き。父ダノンキングリーは全場芝複勝18.5%(n=54)と数字自体は低いが、良18.8%(n=117)→稍重26.7%(n=15)→重33.3%(n=6)と渋るほど上がる(ともにn<30で参考程度)。母父ハービンジャーで時計のかかる馬場にも対応しやすい。佐々木大輔騎手の自身平均は勝率8.7%・複勝24.5%。
- 6△マイネルグリモア
【3.7倍・2番人気】斤量55kg。父ゴールドシップは阪神芝複勝35.0%(n=183)で全場29.8%(n=2515)比+5.2pt。馬場別は稍重24.5%・重24.2%・不良27.1%と道悪でも落ちない(良の複勝率100%(n=638)は集計の異常とみて使っていない)。母父スクリーンヒーローで2000mのスタミナ勝負は最も向く。減点は吉田直弘厩舎の新馬が13勝/191戦(勝率6.8%・複勝19.4%)と低いこと、国分恭介騎手の阪神芝中距離が複勝10.2%(n=137)で自身平均16.3%より6.1pt低いこと。調教B『末脚良し』。
予想
想定馬場は良(晴れで芝は良の発表、前夜からの雨もない)。6頭立ての新馬戦なので緩い流れからの瞬発力勝負を想定する。
総合指数は3番68・1番67・6番63・2番62・5番61・4番49で、上位5頭が7点差に固まり4番だけが12点離れる混戦。指数首位の3番は1番人気2.3倍だが、2番人気3.7倍との比は1.61倍で断然ではなく、10倍未満が6頭中4頭(67%)と人気も割れているため本命にしない。
新馬戦の規定どおり10倍以上の馬から本命を選び、データの裏付けがある5番(10.1倍、厩舎の新馬勝率11.4%・兄が2勝・調教B『追毎良化』)を◎とした。指数は5位なので単勝800円を主力にし、5番が2着に終わっても拾えるよう馬連(相手は指数上位の3番・1番・6番)3点を添える。
単勝と同じ馬を頭にした3連単は負け方が同じになるので使わない。少頭数のため3連複とワイドは使わない。
新馬戦の配点(状態25・血統25)で採点。首位3番が1番人気のため、規定により10倍以上の5番を本命に繰り上げた。時計が速い良馬場は切れ味で順番が決まりやすいので、単勝800円を主力に、5番が2着でも取れる馬連(相手1・3・6)3点を添える。
- 単勝 5 1点 ¥800
- 馬連 5-1.3.6 3点 ¥300
配点を能力8・適性10・展開10・状態25・血統30・統計7・騎手10に変えて採点し直した。稍重で伸びる父を持つ3番(71)と5番(65)が上がり、5番は指数3位になった。中間の馬場は順番が紛れやすいので、3連単をやめて単勝と馬連(5番が2着でも取れる形)に切り替える。
- 単勝 5 1点 ¥600
- 馬連 5-1.3.6 3点 ¥600
配点を能力6・適性12・展開10・状態22・血統35・統計5・騎手10に変えて採点し直すと、1番が73点で首位になり6番が2位へ上がって、本命が5番から1番に替わる。5番の道悪データはn=6で重く見られない。1着を1番に固定する3連単に切り替え、1番人気の3番は2着候補から外す(1→3→6は想定約¥3,400で投資の4倍に届かない)。
- 3連単 1→5.6→2.3.5.6 6点 ¥1,200
総合指数(良の配点)
能力30 / 適性20 / 展開15 / 状態10 / 血統10 / 統計10 / 騎手5 の100点満点。印はこの指数順に打ち、点差で券種を決めています。
- ○3キリマンジェロタフ1.5(1人気)68
- ▲1マガスティール6.3(4人気)67
- △6マイネルグリモア5.1(2人気)63
- △2アーデルプレミア6.3(3人気)62
- ◎5ミスティビーコン16.3(5人気)61
- 4タガノフリアン47.8(6人気)49
データによる評価の上げ下げ
- ▲5血統父ダノンキングリーは芝の良18.8%(n=117)から稍重26.7%(n=15)・重33.3%(n=6)へ上がる。n<30なので参考程度だが、橋田満厩舎の新馬勝率11.4%(8/70)と合わせ、10倍以上の人気薄で唯一加点材料が揃うため良と稍重で本命にした
- ▼3血統父サートゥルナーリアは阪神芝複勝29.6%(n=54)で全場40.6%(n=503)比-11.0pt。加えて2番人気3.7倍÷1番人気2.3倍=1.61倍で断然ではなく、10倍未満が6頭中4頭(67%)のため1番人気を本命にしない規定に該当し、○に置いた
- ▲1血統父リアルスティールは阪神芝複勝39.1%(n=115)で、馬場別も重26.9%(n=78)・不良44.4%(n=18)と良28.1%並み以上を維持する。重〜不良の配点(血統35点)で採点し直すと73点で単独首位になり、そのシナリオで本命に上げた
- ▼6騎手国分恭介騎手の阪神芝中距離は勝率3.6%・複勝10.2%(n=137)で、自身平均4.0%・16.3%より複勝-6.1pt。血統の加点(阪神芝+5.2pt)を一部相殺した
- ▼3統計10年分析で『重馬場の芝は1番人気の勝率-5.6pt・複勝率-6.0pt』(n=906, z=-3.8)。重〜不良シナリオでは統計点を1点に下げ、3連単の2着候補から外した
買い目
想定 10.1倍×8口で約¥8,000
想定 単勝オッズ(3番2.3・6番3.7・1番6.2)からの推定で5-3が最も安く約¥1,500、5-1なら¥4,000前後。単勝と同時的中なら合計¥9,500超
| 組み合わせ | オッズ | 人気 | 100円→ |
|---|---|---|---|
| 3-5 | 9.2 | 4人気 | ¥919 |
| 1-5 | 27.3 | 9人気 | ¥2,730 |
| 5-6 | 25.7 | 8人気 | ¥2,570 |
結果
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 上がり |
|---|---|---|---|---|
| 1着 | 6 | マイネルグリモア | 2人気 | |
| 2着 | 5 | ミスティビーコン | 5人気 | |
| 3着 | 4 | タガノフリアン | 6人気 | |
| 4着 | 3 | キリマンジェロタフ | 1人気 | |
| 5着 | 2 | アーデルプレミア | 3人気 |
払戻
- 単勝 6 ¥510
- 複勝 6 ¥350
- 複勝 5 ¥630
- ワイド 5-6 ¥740
- ワイド 4-6 ¥1,340
- ワイド 4-5 ¥2,300
- 馬連 5-6 ¥2,570
- 馬単 6-5 ¥5,690
- 3連複 4-5-6 ¥8,450
- 3連単 6-5-4 ¥46,670
新馬の『首位が1番人気なら10倍以上の馬を本命』規定で◎5(16.3倍)が2着アタマ差。単勝800円は死んだが、馬連◎流し3点の5-6が¥2,570。◎○▲の3着内は◎だけで、1着は△6。単勝主力の設計が損で、馬連◎流しに1,100円なら¥7,710だった。